高齢者や障害者の尊厳を守るため、排泄ケアの自動化を目指す自動排泄処理ロボットの制御基板・ファームウェア開発を依頼いただきました。複雑な処理を担うため、容量制限との闘いを経て実現した技術事例をご紹介します。
【課題と要件】
- 自社開発の介護ロボットに搭載する専用基板とソフトウェアをゼロから設計したい
- 排泄というセンシティブかつ複雑な対象に対し、多様なセンサー情報と処理条件をソフトに組み込む必要がある
- 組み込みマイコンの容量制限を超えずに高度な制御を実現しなければならない
【ソリューション】
当社は、回路設計とファームウェア開発を一貫して対応。
排泄物の検知・吸引・洗浄・乾燥など一連の動作を安全・快適に行うため、数多くの動作パターンと例外処理を組み込んだソフトウェア設計を実現。
限られたマイコン容量の中で必要な機能をすべて動作させるために、プログラムの最適化と効率的なメモリ管理を徹底しました。
【成果】
- 複雑な動作制御を容量オーバーなしで実装し、製品化に成功
- 回路とソフトをトータル開発することで設計の整合性と信頼性が向上
- 医療・介護現場での導入が進み、介護負担の軽減と利用者のQOL向上に貢献
【今後の展望】
今後は、センサーの高精度化や遠隔モニタリング機能の追加によって、よりスマートで安心な介護支援を目指したアップデートを予定しています。
当社は電子機器開発をワンストップで対応するノウハウを保有しています。
電子機器開発が初めてというお客様からのお問い合わせも多くいただいていますので、お気軽にご相談ください。
